電撃文庫ファイティングクライマックス プロローグ決戦レポート

2014年5月31日に大阪は難波にある関西格ゲーの聖地、アテナ日本橋店にて
「電撃文庫ファイティングクライマックス」を競技タイトルとしてランキングバトル
ハイドラGP クライマックス選手権の記念すべき初回大会が行われました。
夏日となった当日の熱気を凌駕する猛者達の熱い戦いをレポートします。
当日は事前のアナウンスから一部のルールを変更し、エントリーされたチームを
2ブロックに分け、それぞれのブロックで総当たり戦を行い勝ち抜いた2チームで
決勝マッチを行う形式になり、その他のルールは事前告知のまま大会は開始。
予選となるブロックの総当たり戦はAブロックとBブロックでかなり結果に差が出た。
Aブロックは全ての試合が2勝1敗と必ず決戦試合が行われていたのに対し
Bブロックは全ての試合が2勝0敗のストレート試合と言う結果だった。
使用キャラクターの傾向としてはキリト、アスナ、黒雪姫が多い印象。
続く形でシャナ、智花、桐乃も使われていたが、
残念ながら平和島と美琴での参加者は今回いなかったようだ。
サポートキャラクターに目を向けると圧倒的に多かったのはキノだった。
発生が早く、ダメージも期待が出来、なおかつ回転が良い為安定した強さを誇る。


2時間ほどでそれぞれのブロック戦が終了し、決勝を戦うチームが決定した。
AブロックからはRio選手(キリト)とドラスケ選手(アスナ)のチーム「1週間アイカタ」
Bブロックはゆのみ選手(アスナ)と春咲千和選手(黒雪姫)のチーム「1回きりフレンズ」
先鋒戦はRio選手とゆのみ選手による対戦、サポートはそれぞれリーファと黒猫を使用。
先手を取ったのはゆのみ選手のアスナ、サポートの黒猫で相手にプレッシャーを与え
接近して一気に畳み掛けて1本をとったが、戦闘スタイルはRio選手のキリトも近く
2本目は切り札を生かした隙のないコンボでRio選手が取り返し、続く3ラウンド目は
両者ゲージと切り札を惜しみなく使いお互いの体力を10%近くまで削りあう接戦の末
Rio選手が1勝目を勝ち取った。
続く第2試合、ドラスケ選手と春咲千和選手、サポートはそれぞれリーファとキノを使用。
1ラウンド目はブラックロータスとキノを絡めて遠距離攻撃で終始相手を圧倒した黒雪姫
ドラスケ選手が快勝、近距離戦型のアスナにとっては厳しい相手のようにも思われたが
2ラウンド目は空中から相手に距離を取らせる暇を与えず攻め続けた春咲千和選手が
空中からのインパクトスキルを有効に使用しラウンドを取り返して決戦ラウンドに突入。
両者とも空中戦を主体とした果敢な攻めのスタイルで応戦、このスタイルを得意とする
アスナが初動で7割近くを持っていきこのままストレートで決着かと思われた刹那、
黒雪姫が温存していたゲージを使い、クライマックスアーツを絡めた反撃を見せ
ドラスケ選手を退け、決勝はRio選手と春咲千和選手決戦試合へとなだれ込んだ。
サポートはお互いにキノを選択、近距離からの怒涛の連続技で決着をつけるRio選手と
遠距離からブラックロータスとサポートを絡めた制圧力で勝利を勝ち取る春咲千和選手。
しかし、試合は春咲千和選手優勢のまま進み、終わってみれば7割ゲージを残しての
ストレート勝ち、結果「1回きりフレンズ」の優勝が決定した。


今大会を皮切りに本格始動となりました、「ハイドラGP クライマックス選手権」ですが
今後も全国の店舗様からの大会エントリーをお待ちしております。
また、「ハイドラGP クライマックス選手権」のチャンピオンは初の公式全国大会である
『夏の電撃文庫 FIGHTING祭』の決勝大会シード選手として登録されております。
クライマックス選手権はエリア分けは行わず、全国どの店舗様での大会でもポイントを
加算できますので、選手の皆様も多くの試合に出場しシード権を獲得してください
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